洋画家 妃香利 - Hikari

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"カルチャー教室" 記事一覧

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絵画教室を再開予定です

7月から絵画教室を再開することになりました。

色々と事情があり再開を躊躇していましたが、
先日の丸善の展覧会にご来場くださったお客様が

「以前から先生の絵が大好きで

やっとタイミングが合い教室に通える!と思って

ネットで調べたら、教室がなくなっていて

すごくショックでした🥲」 と声をかけてくださり…

その時ぽんっと背中を押してもらったような気がしました。

2013年の開講時、生徒さん集めにとても苦労しながらも少しづつ増え始め、

男女50代~90代の方まで幅広い年齢層の方々でほぼ満員にまで成長した教室でした。

その後、まさか世界中であのような大変なことが起こるとは想像もせず・・・

コロナ前の一番にぎやかだった頃の教室を想い出すと何とも寂しい気持ちに

なり、忘年会の際に教室の生徒さん達とみんなで記念写真を撮っておけばよかったな…と

ずっと悔やんでいました。

9年間 続けた教室を2年前に一度終了し、また一からスタートする形になるので

色々と大変かと思いますが、また初心に戻って新しい試みなども取り入れながら

生徒さん達と一緒に楽しい時間を過ごせるよう、がんばってみようと思います。

とにかく楽しく学び、時には語り笑い合い、じっくりと1作品を仕上げるごとに一歩前進、

教室を卒業しても習ったことを想い出しながら自宅で楽しく絵を描けるように…

そんな私の信念に共感していただける皆さまのご参加、お待ちしております。

年齢・経験不問ですので、ご興味ある方お気軽にお問い合わせください◎

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初心者向けのおすすめパステル画材①

妃香利 「ロイヤルブルー」パステル


 今回は、初心者の方に大変おすすすめのパステル画材をご紹介します。

 私の絵画教室でもパステルは大変人気の画材ですが、市販のパステルは種類が多く何をどう使えば良いのか分からず、画材迷子になる方が非常に多いです。また初心者の方に多いのが、コンテ型のソフトパステルを購入してみたものの上手く使いこなせず放置というパターンです。

 そこで諦めてしまい、やっぱり色鉛筆にしようかな・・・、それとも水彩画の方がいいかしら・・・?と悩んでしまう。そんな生徒さん達に私の教室では「スタビロ」というドイツのメーカーの「ペンシル型パステル(パステル色鉛筆)」をおすすめしています。この画材を使っていただくと、ほぼ100%の生徒さんが「教えてもらってよかった!」と大変喜んでくださり、皆さん虜になります。そして長続きしています。

【 おすすめのポイント・ 喜ばれる理由】

・手が汚れない

・芯が固すぎず柔らかすぎず丁度いい

・色鉛筆のような感覚で描けるので初心者でも扱いやすい

・発色が抜群に綺麗でノリが良い

・細かい描写が可能

・紙を選ばず、色つきの紙との相性も非常に良い

・取扱店舗が多い(東急ハンズ・世界堂・ロフト・PLAZA・通販サイトなど)

・手頃な価格

・12色、24色、36色、48色、60色などセット品が豊富

・単色でも買い足せる

・水で濡らして水彩画風にもできる

・持ち運びしやすい

 私も自身の作品制作でスタビロのパステル色鉛筆を使っていますが、 動物の毛のふわふわ感や風景画を描く際なんかにも大変重宝してます。私は油絵のようにしっかりしたパステル画が好きなので、完成までに大体4層くらい重ね描きをしていきます。パステル画というと、あっさりした作品のイメージを持たれている方が多いので個展会場などで私のパステル画をご覧になった方はよく「パステルでもこんな風に描けるんですね!」と驚かれることが多いです。

妃香利 「冬の灯」 パステル
妃香利「あまえたい日」パステル

 これからパステルを始めたいけど何を購入したらよいか迷われている方や、コンテ型のソフトパステルを購入してみたけど持て余している方、挫折してしまったという方はぜひ試してみてください♪

 ※注意!※スタビロは普通の色鉛筆(水彩色鉛筆)も取り扱っていてパッケージのデザインがパステル色鉛筆とそっくりなので、パステル色鉛筆を購入したい場合は間違えないようにお気をつけてください。「カーブオテロ CarbOthello」と記載されているのがパステル色鉛筆になります(下記、通販サイトのリンクを貼っておきます。店舗でも購入可能です。)

 コンテ型のパステルに関してもおススメのものがあるので、また後日ご紹介したいと思います。コンテ型のパステルのおすすめな点は 広い面積を手早く塗ることができることです。ですので、今回ご紹介したペンシル型のパステル色鉛筆と コンテ型のパステルを併用すれば作品の幅も広がるかと思います。

Stabilo ( スタビロ ) パステル 色鉛筆 48色 セット カーブオテロ ( Carb Othello 48C ) 缶ケース入り 【 正規販売店 】

価格:10,560円
(2020/2/12 01:27時点)

カーブオテロ パステル色鉛筆 60色セット

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(2020/2/12 01:13時点)

STABILOカーブオテロ【マゼンタ】 1400-335【あす楽対応】

価格:110円
(2020/2/12 01:23時点)


スタビロ 水彩色鉛筆 カーブオテロ 60色セット 1460-6

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絵画教室の文化祭

先日、月に2回ほど絵画教室の講師をしている大人向けカルチャースクールで秋の文化祭があり、生徒さん達の作品を飾りつけに行ってきました。

荻窪の教室はかれこれ5年目に入り、最初はたった1人だった生徒さんも今では10人に増えました♪ほとんどが女性の生徒さんということもあり、みなさん和気あいあいとっても明るく賑やかです(笑)

普段は自宅にこもって1人孤独に制作している私ですが、教室の日はバイタリティ溢れる生徒さん達からとてつもないパワーを頂けています。50代~80代まで皆さん初心者からのスタートですが、飲み込みが早くめきめき上達していくので教えがいもあり、また私自身も新たな発見や気づきが多々あります。

先日の個展にいらしてくださったお客様の中に「あなたの絵を見てこんな絵が描けるようになりたいと思って絵画教室に通いだしたんですよ」という方がいらしてとても嬉しかったです。

今年は教室5年目にして初の忘年会を企画中です(^^♪

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  • お知らせ

お教室の作品展

今日は、月2回ほど講師をしている「よみうりカルチャー荻窪」の文化祭(生徒さん達の作品展)のため、飾りつけに行ってきました。

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今年で3年目になるお教室ですが、みなさん初心者からスタートした方々ばかりです。
やはり一堂に並ぶと見ごたえがありますね! 授業の一環で額装もみんなで一緒に選びに行きました。

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1年目の方です。油絵のようにも描けるクサカベ社のアキーラという水彩絵具を使用しています。
お教室に入って、右が1作目・左が2作目です。愛犬を可愛く描きたい!という想いが伝わってきます。

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2年目の方。ちょこっと教えるとすぐに出来てしまう、恐ろしいほど吸収の早い生徒さんです。。汗
こちらもクサカベ社のアキーラを使用しています。現在は油絵にも挑戦中!完成が楽しみです^^

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3年目の方。透明水彩と不透明水彩を併用して旅先の風景を描き続けています。とにかく細かい!
めまいがしそうなお城のデッサンもなんのその!尊敬します。。

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端っこに私のカレンダーも飾らせていただきました。-^^- 絶賛発売中です~

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「好きな画材ではじめる絵画教室」は1人1モチーフなので、ご自分のペースで続けられます。
画材もまずは色々試してみて、自分に合ったものをお選びいただけます。お教室は一緒ですが、おひとりおひとりに合わせた指導を行っていますので、全くの初心者の方も経験者の方も大歓迎です。見学・体験なども随時承っておりますので、お気軽にお申し込みください。^^

お教室の作品展示は12月いっぱいまで、どなたでもご自由にご覧いただけます。

「〜あなただけの風景・モチーフを描こう〜
好きな画材ではじめる絵画教室」 JR荻窪駅直結 ルミネ6階

教室詳細 → http://hikari-tokidoki.com/?page_id=845

妃香利

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好きこそものの上手なれ

よみうりカルチャーで絵画教室の講師をはじめてから1年が経過しました。

はじめは荻窪のみでしたが、現在は北千住と恵比寿も含め
3カ所のセンターで授業を行っています。

みなさん水彩やパステル、アクリルなどで風景画を多く描かれています。

よく通いはじめの生徒さんで
「私は基礎が無いのでデッサンから始めた方が良いでしょうか」といって
石膏像や花瓶などを物色する方がいらっしゃいますが、私は「好きな物を
描いてください」と言っています。

というのも、デッサンはなにも石膏像や静物画でしかできないわけではないので、
自分が描きたいと思うモチーフを描く行程で、デッサンも習得していけば良いと
思うからです。

もちろん、美大受験生のようにデッサンのみを集中してやりたい!とか、
石膏像が上手く描けるようになりたいんです!という方は例外ですが。。

教室にいらっしゃる生徒さんの多くは、趣味やリハビリ、老後あまり外出
できなくなった時でも1人の時間を楽しく過ごせるように、などと
いった理由で通われています。

なので、自分はまだ未熟だからといって描きたくもない真っ白な石膏像や
静物なんかを無理に描くのではなく、どうせなら描きたいものを楽しみながら
習得していただきたいですし、「好きこそものの上手なれ」で結果的に
それが上達へのいちばんの近道になると私は身をもって感じています。

教室に通えなくなくなっても、その気になれば絵はどこででも描けます。
おひとりで描いている時にふと、教室で習ったことや試行錯誤して仕上げた
作品の制作途中で聞いたアドバイス、たわいもない会話など思い出しながら
「ふふふ」となっていただけたら本望です。

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