洋画家 妃香利 - Hikari

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  • 展覧会・制作

アート関ヶ原(広島・福屋八丁堀本展)

2020年12月1日

そろそろこたつが恋しい季節となり、我が家でもヒーターが活躍しはじめました。
年内最後のお仕事となります展覧会のお知らせです。

12月10日(木)~12月16日(水)
【アート関ヶ原~安芸、冬の陣~】
福屋八丁堀本店7階美術画廊
■今回は12日(土)~14日(月)の3日間のみの在廊予定です

 最近は、室内風景やバレエの舞台袖・レッスンシリーズなど新たな切り口の作品にも着手しております。私はこれまで、憩いの風景や登場人物・動物などの姿を通し「目に見えない営みやストーリー」を描きたいと思い、制作を続けてまいりました。新たな窓(モチーフ)を通し、またひと味違った人々の営みや物語を表現できればと考えております。

 今回出品いたします新作では、新しい描き方や絵肌づくりにも挑戦しており、コスモス畑の作品「花摘みの歌」では細かな筆跡(線)を残して描き、雲や樹、手前のコスモス畑など、それぞれから違った絵肌の表情や空気の動き、色彩の変化を感じていただけます。室内画やバレエの舞台袖シリーズでも筆のタッチの大きさや間隔に変化をつけ、登場人物と背景とで表情の描き分けを行っております。
また、オーストラリアのメルボルンで取材しました「バーレッスン」という作品はパステル画ですが、一つの作風として新しい可能性や手ごたえを感じた作品でもあり、今後さらに深く追及・展開していきたいと思えるきっかけとなった作品でもあります。その他、イギリスで取材しました作品「コッツウォルズの休日」や「栗鼠の住処」などは、日本とは異なる空気感を描き出すことが出来たと感じております。

 今年は例年とは全く違う過ごし方で、本当に色々と大変な一年でした。時代に合わせた仕事や生活の仕方を真剣に考えなければと思いました。個人的には画業10周年という節目でもあり、今後の作家活動ついて色々とじっくり考える時間を持ちたいと思っていたタイミングでもあり、来年は充電がてら休養をとりつつ再来年以降に向けての準備期間に充たいと思っています。

 無事に年を越せるよう、最後まで気を引き締めて乗り切りたいです。


~アート関ヶ原(福屋八丁堀本店)出品予定作品~

サムネイル画像をクリックすると、作品の全体画像と詳細情報をご覧いただけます。

作品に関するお問い合わせは、福屋八丁堀本店美術画廊までお願いいたします。(TEL:082-246-6367)
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