洋画家 妃香利 - Hikari

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クサカベ新工場 落成式

2015年1月17日

あけましておめでとうございます。
年明け早々バタバタとしており、更新が遅くなってしまいました。

今年は本厄なので厄払いも早々に済ませたのですが、さっそく風邪でダウンしたりと。。
なんとも切ない幕開けでしたが、2015年は色々と落ち着いて慎重に
あまり無理をしすぎず頑張りたいと思います。。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は12月17日に駆けつけましたクサカベさんの新工場 落成式の様子をご報告したいと思います。

新工場の2階にはワークショーップなどを行える大きな部屋が作られ、落成式はそちらの
部屋で行われました。広々とした水場やツルツルとした床など、絵具を使う上での様々な配慮が
感じられました。こちらでワークショップや講習会などを積極的に行っていく予定だそうです。
また、外部の方にもワークショップ等でぜひ使ってもらいたいとのことでした。

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社長の挨拶では「決して景気が良いわけではありません。ですが、クサカベは本気です!」と仰っていました。昨今、絵を描く人たちが減り続けていて、美大も画材メーカーもかなり苦しい状態だそうです。美大を出てもほとんどの若者が別の仕事につき、10年以内に筆を置いてしまうのだとか。
私もなにかしら、夢を与えられるような仕事ができたらと思います。

ワークショップルームの前には、以前クサカベの甲賀社長とお話した際にうかがった、
カンボジアの子供達の作品が展示されていました。

ある日本人女性の方が2008年にカンボジア”ジェムリアップ”に設立した、子供達を対象とした小さな美術スクールがあります。クサカベは、そのスクールへ自社の水彩絵具「アキーラ(水性アルキド樹脂絵具)」を供給するほか、子供達が描いた作品を展示販売し、その売上をスクールの運営費へと還元するなどの支援を行っているそうです。

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子供達の描いた作品を見ていると、蓮の花を描いている子が多いことに気づきました。
現地の気候や風景が頭の中に浮かんでくるような、とても色彩豊かで素敵な作品ばかりでした。
以前からカンボジアという国へ一度行ってみたいと思っていたのですが、現地の子供達の絵を見て
ますます行きたくなってしまいました。蓮の花も日本で見るのとまた違った趣があるんでしょうね。。

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いよいよ今月末から、埼玉新聞さんにて「絵具メーカー”クサカベ” × 洋画家 妃香利」の全7回にわたる連載がスタートします!こちらの活動日記でも記事をご紹介したいと思いますので、お楽しみに^^
これまでの活動日記を読んでいただくと、記事の内容もより一層たのしんで頂けるかと思います。

株式会社クサカベHP
▶http://www.kusakabe-enogu.co.jp/index.html

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