洋画家 妃香利 - Hikari

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洋画家 妃香利 - Hikari

Blogブログ

"展覧会・制作" 記事一覧

  • お知らせ
  • 展覧会・制作

広島・初個展を終えて

広島での初個展、無事に終了いたしました。
ご来場いただきました皆様に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

EGCに参加していた頃から応援してくださっているお客様で楽しみにしてくださった方も多く、1つ1つの展覧会を継続して積み重ねていくことの大切さを身に染みて感じました。広島の地でいただいた沢山のお言葉を励みに、またひとまわり成長した作品を発表できるよう精進していきたいと思います。次回の広島での個展は、2017年の春を予定しています。今後ともよろしくお願いいたします。

個展終了後は2泊延長し、広島平和記念資料館や美術館めぐりをして東京へ帰ってきました。

一休みして、また制作の日々に戻りたいと思います。

妃香利

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  • お知らせ
  • 展覧会・制作

箔を使った作品

9月17日からの個展(福屋八丁堀本店)のため、今日から広島に行ってきます!

なかなかHPが更新できなかったので、少し出品作品をご紹介します。
今回は、新しい試みとして日本画材の金箔を使用した作品があります。

以前から部分的にキラキラさせたいと、金の絵具を使ったりもしてみたのですが
なかなか思うようなマチエールが出なかったのですが、今回はとてもうまくいきました!

まずはこちら。黄金の猫!(タイトルは違います)こちらは背景に金箔を使用しています。

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F0号の小さな作品ですが、とても気に入っています。

続いて、宮島の風景を描いた作品です。葉っぱのところだけ金箔を貼っています。

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P8号の作品で私にしては大きめのサイズです。最初のインスピレーション通りの作品に仕上がりました。

ぜひ会場で原画を見て頂きたいです。

これから飛行機に乗り、搬入に向かいます。

妃香利

  • 取材
  • 展覧会・制作

東京-TOKYO

横浜山手の坂道展PART1は無事に終了いたしました。
暑い中ご来場いただきまして、ありがとうございました。

さて、昨日は吉祥寺に行ったついでに本を2冊買ってきました。

いつも東京の風景をモデルに絵を描いていて、海外の方にも作品を楽しんでもらえたらなぁと思っているのですが、ちらっとそんな話をした親戚から勧めてもらったのがこの洋書ガイドブック。

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少し立ち読みしてみると、、英語の得意ではない私にも分かりやすい単語が使われていて読み易く、日本人の目の付け所と海外の方の目の付け所の違いも感じて非常に面白い。
へぇ~そうなんだ~、という情報がたくさん書いてあり、東京人のたしなみとしても少し勉強しておこうと思いました。英語の勉強にもなって一石二鳥ですね。

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  • 展覧会・制作

横浜山手の坂道と風景展

ようやく・・・梅雨も明けたのでしょうか?
今年は7月末まで梅雨だと聞いてましたが、このまま明けてくれればいいですね。
7月は蓮の花や花火大会など夏の風物詩を取材に行きたいので、日々天気予報が気がかりです。

先日、横浜ではじまる展覧会の飾り付けに行ってきました。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

【横浜山手の坂道と風景展 PART1】
2015年7月11日(土)~7月20日(月・祝)
AM11時-PM7時(最終日はPM5時迄)

9名の作家が参加しており、私は油絵を3点・ジークレーを3点・ポストカードセットなどのグッズを出品しています。※「横浜画廊散歩 7月号」に展覧会情報と私の作品が掲載されています。

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【会場】Art Gallery 山手(元町中華街駅より徒歩3分)
〒231-0862 横浜市中区山手町100 サンセット山手1F
TEL 045-628-0267
http://www.art-g-yamate.com/index.html

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横浜

久しぶりの更新です。
3月末の個展が終わり、長い時間をかけて準備してきたものを発表できた想いと、やりきった感でしばらく放心状態というか、燃え尽き症候群のようになっていました。。

次の展覧会の準備やご注文作品の制作など、やるべきことは山のようにたまっているのですが、なかなかエンジンがかからず、、でも動いていないとそれはそれでソワソワしてしまうので、、取材へ行ったり、キャンバスを張ったり、少しずつ描き始めたりと、ここ2か月は心身の休養も兼ね、のんびりと過ごしていました。

次回展覧会は、7月11日(土)~7月20日(月)「横浜山手の坂道と風景展」になります。私は新作を含めた小品を5~6点、出品予定です。連作「東京遊覧四季だより」のオリジナルポストカードセット(12枚入)と、ICカードデザインジャケット(13種)も販売いたします。通常の展覧会よりも会期が長めですので、お時間ございましたらぜひご来場ください。会場は、私が初めて個展を開催した「Art Gallery 山手」さんになります。元町・中華街から徒歩3分。中華街や港の見える丘公園など、映画「コクリコ坂から」の舞台にもなった、夏が似合う横浜の街をぜひ一緒に楽しんでいってください。

あと今、新しいグッズの販売準備も進めています。まだ水面下で進行している段階なので詳しいことは発表できませんが、何年も前からリクエストは頂いていて、私自身もぜひ作りたいと思っていたのですが、なかなか準備に時間がかかるもので。。また完成しだいお披露目させていただきますので、こちらもぜひ楽しみにしていてください。

これから世の中の子供たちは夏休みですね。6月~8月にかけては、フィンガーペイントのワークショップも各地で開催していきますので、お子様はもちろん大人の方もぜひ気軽に遊びに来てください。
お待ちしています☆

妃香利

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飛鳥Ⅱ(横浜・山下公園にて)

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個展を終えて

東武百貨店池袋店での初個展、無事に終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、そして作品をお求めいただきました皆様に心から御礼申し上げます。

個展初日に東京新聞さんで記事掲載いただけたこともあり、連日たくさんのお客様でに賑わい、大変盛況な展覧会となりました。また、埼玉新聞さんの連載記事をご覧になり、平林寺の近所からお越しくださった方などもいらっしゃいました。

個展としては約3年ぶりとなりましたが、13か月の準備期間を経ての開催ということもあり、「作品が見違えるように良くなった」「成長したね」などのお声を多くいただき、私自身も確かな手ごたえを感じる展覧会となりました。

私のように、油彩画で東京の身近な風景を描いている作家さんは意外と少なく、お客様や百貨店の方々、美術関係者の方々からも「親しみを感じて良い」「珍しくて貴重だ」などのご意見も頂きました。
海外の風景は描かないのですか?などといった質問もありましたが、海外の風景も描くことはありますが、最近はなかなか海外へ行く時間がないということや、まずは自国にある美しい四季の風景を地元人である私ならではの目線で描き、伝えていきたいということも理由のひとつとしてあります。

ここ4~5年で描いた日本の景色でも、天災や工事などで既にもう2度と見ることの出来なくなってしまった景色がたくさんあります。当たり前に存在する何気ない景色も日々刻々と移り変わり、10年、20年、50年、100年・・・と経つと、きっと貴重な景色となっていることと思います。私は、今生きている人たちはもちろんのこと、ずっと先の後世を生きる人たちにも今の時代の素敵な景色を見てもらいたいと思いながら作品をつくっています。2020年には東京オリンピックが開催され、世界中からたくさんの外国の方々が集まるかと思います。ぜひ海外の方々にもアートを通し、何かしらの形で東京の美しい景色をお伝えできたらと考えています。

来年の春も東武さんで個展を開催できることになりましたので、さらに腕を磨き、新作を発表できればと思います。最後に、今回の個展開催に際しお力添えいただきました絵具メーカークサカベの皆様、筆メーカー中里の皆様、マルニ額縁画材店の皆様、アポロ製作所の皆様に御礼申し上げます。

                                         妃香利

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  • 展覧会・制作
  • 画材トーク

“コバルトブルー”で描く 冬の空

工場見学から約1ヶ月後、”mino油絵具”を使用して描いた作品を持参し、
再度クサカベさんを訪れました。

実は原画を見ていただくのは初めて。

持参した作品は、次回の個展で出品する東京の公園とそこに憩う人々をテーマにした
12枚の連作「東京遊覧 四季だより」シリーズの1枚。
工場見学の際、顔料についてご説明いただいた”コバルトブルー”という色がとても気に入り、
私の作品にしては珍しく空を大きく入れ、コバルトブルーをたくさん使ってみました。
正確には”コバルトブルー”と”チタニウムホワイト”、そして微量の”モナトラスグリーン”という
色を混ぜて使用しています。

開発担当の方からは
「よく”mino油絵具”の特徴を活かして描けていて、色がとても綺麗に出ていますね。やはり原画は良いですね。」と言っていただけました。

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開発担当の小川さんと。作品は、連作「東京遊覧 四季だより」シリーズの1枚 “睦月”
(1月の昭和記念公園をモデルに描きました)

次回は「クサカベ誕生秘話 〜薬剤師が生み出した油絵具〜」をご紹介します!

株式会社クサカベHP
▶http://www.kusakabe-enogu.co.jp/index.html

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クサカベ訪問

先日、埼玉県朝霞市にある画材メーカー 株式会社クサカベさんを訪問してきました。
クサカベさんは絵具の販売はもちろんですが、若手作家のバックアップや絵具の工場見学、
ワークショップなど文化的・社会的な活動も積極的に行っているメーカーさんです。

今回、私が訪れたのは以前から気に入って使用していたクサカベさんの油絵具を提供して
頂けることになったためです。本当にありがたいことです。
そして、来年3月の後半に予定している池袋東武さんでの初個展までの様子(制作過程や
その他の準備過程)を新聞社の方が数回に分けて取材してくださいます。

記事の中では、油絵具の製造過程や特色、クサカベさんの油絵具を使用して実際に作品が
完成するまでの様子や、その他プロの画家が行っている絵を描く以外の(水面下の地味な?)
仕事についてもご紹介していきたいと思います。

記事の連載は年明けあたりからスタートする予定ですが、随時、取材の様子などもアップ
していきたいと思っています。

次回は絵具を製造しているクサカベさんの工場見学に行ってきます。
そもそも油絵ってなに?油絵具といっても色んな種類があるけど、どう違うの?など
一般の方にも馴染みやすい質問から、実際の作品制作に役立ちそうな技術的なことまで
たくさん質問してみたいと思います。

株式会社クサカベHP
▶http://www.kusakabe-enogu.co.jp/index.html