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15 年越しのご報告 ― 生まれ育った街・新宿で初個展を開催いたします ―
いつも温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
このたび、2026年7月9日(木)より京王百貨店新宿店にて、個展「四季めぐる、あの日の懐かしい光~京王線・井の頭線沿線を歩いて~」を開催する運びとなりました。
新宿で生まれ育ち、15年前に画家として歩み始めた頃から、「いつか生まれ育った街・新宿で個展を開きたい」という夢をひそかに抱いておりました。近年はその機会もないまま時が過ぎ、「もう新宿での開催は叶わないかもしれない」と思っておりましたが、昨年ありがたいご縁に恵まれ、この夏その願いが叶うこととなりました。
本展では、京王線・井の頭線沿線を数年にわたり歩き、季節ごとに取材を重ねながら描いたパステル画12連作 「京王沿線 四季散策」 を初公開いたします。四季をテーマにした12連作の発表は7年ぶり、今回で5シリーズ目となります。これまでの4シリーズでは油彩による12か月の連作を制作し、多くの方にご覧いただいてまいりました。そして今回、新たに挑戦したのがパステル画による12か月の連作です。
春の桜、初夏の藤、秋のコスモス、冬の雪景色──。桜が咲く日を待ち、藤が見頃を迎える瞬間を心待ちにし、雪が積もればカメラを持って現地へ向かう。コロナ禍も産休育休中も、変わらずそんなふうに季節の気配に耳を澄ませながら過ごしてきた時間の積み重ねが、今回の12作品へとつながっています。
私が描いているのは、有名な観光地や特別な絶景ではありません。私たちの暮らしのすぐそばにある公園や散歩道、季節の花々です。忙しい毎日の中ではあっという間に過ぎ去ってしまう季節の風景ですが、足を止めてじっくりと眺めてみると、そこにはいつの時代にも変わらない四季の彩りや人々の暮らしの温もりが息づいています。そうした風景を通して「懐かしさや安心感」を表現したいと考えています。
近年は不安や緊張を感じる出来事が報じられることも少なくありませんが、「そういえばこんな景色があったな」「最近空を見上げていなかったな」「自分にも大切な想い出の場所があるな」と、それぞれのあたたかな記憶を呼びおこしていただけたら…と制作いたしました。
私の作品は、光の表現を特徴としておりますが、それは単に風景の美しさを描くためだけではありません。安心して帰れる場所の温もりや、人と人とのつながり、そしてどんな時にもきっとどこかに希望の光はあるという想いを重ね合わせながら描いています。また、ご自宅に飾ったとき、ふと目に入るたびに心が少しゆるみ、「おつかれさま」と温かく迎えてくれるような1枚を──そんな想いを大切に制作しております。
12か月すべての作品を同時に制作し、一つの物語として発表する連作は、私にとっていつも大きな挑戦です。
季節の流れや色彩の調和だけでなく、一年を通してどのような物語をお届けできるかを考えながら、長い時間をかけて制作しています。そんな全12作品が一堂に揃うのは、毎回、初披露となる原画展だけの特別な機会です。ぜひ会場にて、ご覧いただけましたら幸いです。
会期中は、全日程会場に在廊予定です。皆様とお目にかかれますことを心より楽しみにしております。
洋画家 妃香利
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【妃香利 絵画展】
「四季めぐる、あの日の懐かしい光
~京王線・井の頭線沿線を歩いて~」
■会期
2026年7月9日(木)~7月15日(水)
※会期中は全日在廊予定です。昼食や休憩などで短時間席を外す場合がございます。
もしご来場予定がお分かりでしたら、お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。
■時間
10:00~20:00
(最終日は15:00閉場)
■会場
京王百貨店新宿店 6階 京王ギャラリー
※会場は新宿駅西口直結の京王百貨店内です。
■入場無料
■展示内容
パステル画12連作「京王沿線 四季散策」 を中心に油彩・リトグラフなど、約30点を展示いたします

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