札幌三越での個展が終わり、無事に東京へ戻ってきました。コロナの影響で2~7月までに予定していた個展やクルーズ船での絵画イベント等がすべて中止になったこともあり、今回の個展は私にとって北海道初開催ということに加え、今年の初仕事(展覧会第一弾)という二重の喜びがあり、特別な思いで準備をしていました。

 今回のコロナで世界中の方の日常が激変したのと同時に、これまでの生活スタイルや仕事、家族や恋人・友人知人との付き合い方、そして「幸せとは何か」についても改めて気づかされる機会となった方も多いのではと感じています。誰かと一緒に美味しいご飯を食べることができる幸せ…大きな声で笑い語り合える幸せ…仕事ができ収入を得ることができる幸せ…美術展やコンサート・スポーツ観戦や映画・舞台などエンターテイメントを鑑賞できる幸せ…屋内外で思いきり深呼吸をしてスポーツやダンス・歌などを楽しむことができる幸せ…医療機関をいつでも安心して受診できる幸せ…いま改めて感じる日常の中にあった「幸せ」。そして今それがもう決して当たり前ではない時代となってしまいました。

 今回の個展のタイトル「幸せな時間」には、そんな日常の中にあるかけがえのない「幸せな時間」を懐旧する想いと、より多くの方に「幸せな時間(ひととき)」を感じていただけるような展示にできたら…という2つの思いが込められていました。会場で作品をご覧くださった方やYouTubeで配信をご覧くださった方から、とても温かい気持ちになりましたというお言葉を沢山いただき、嬉しかったです。はじめは、東京から行って大丈夫だろうか…嫌がられないだろうか…と心配でしたが、北の国のみなさん本当に温かい方ばかりで優しく迎え接していただき、感謝しかありません。また次回開催を楽しみにしています。