今回は、クサカベ油絵具がどのように誕生したのかご紹介いたします。(以下、抜粋)
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1900年、もともとクサカベの創業者 日下部信一は薬剤師として
神田小川町に薬局(日下部薬局)を営んでいました。

ある日、近くの学校教諭から毒劇物の顔料も扱える「日下部薬局」へ
油絵具の製造が依頼され、手練りで作り始めたのがきっかけとなり
“クサカベ油絵具”が誕生しました。(当時、毒劇物を扱えるのは薬局だけだったそうです)

しかし、薬のことは判っても絵具の事となると良くわからなかったため、
絵具に詳しい画家から指導を受けつつ、研究・製造をすすめました。

やがてそれが口コミで評判となり、手練りでは間に合わなくなったため
1928年、クサカベ油絵具製造所が設立されました。

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開発の方曰く、昔から絵具はどこの国でも使い手の画家と相談しながら、
一緒に作りあげていくものなのだそうです。そのため、絵具会社は決して
ひとりよがりではいけない。と仰っていました。

また、作品は決して絵具だけでは成り立たないため、根本は変えずに
作家さんの作風に寄せて使って欲しい、とも仰っていました。

絵具会社の歴史や、絵具づくりに携わってきた人達の思いを想像し、
今の時代に生き、絵を描く者として、自分にできることは何なのか。
自分にしかできないことは何なのか。
改めて考え直す機会となりました。

次回は、12月17日に行われたクサカベ新工場 落成披露パーティーの様子をご報告いたします!

株式会社クサカベHP
▶http://www.kusakabe-enogu.co.jp/index.html